防犯カメラを付けた。
これで少し安心した。
そう感じている人は多いと思います。

ところが実際には、
防犯カメラが設置されている家が被害に遭う
というケースは珍しくありません。

これは、防犯カメラが無意味だからではありません。
防犯カメラの役割を、誤解しているからです。


防犯カメラは「抑止装置」ではない

多くの人は、防犯カメラをこう捉えています。

  • 見られている

  • 記録されている

  • だから侵入されない

ですが、侵入犯の視点は少し違います。

防犯カメラは、
「何が起きるかを把握するための情報」
として見られています。


犯罪者にとって、防犯カメラは「確認材料」

侵入を考える側は、カメラを見ることで次を確認します。

  • 本物か、ダミーか

  • 画角はどこまでか

  • 夜間はどれくらい映るか

  • どの方向に死角があるか

  • 作動したら、その後どうなるのか

つまり、防犯カメラがあることで
侵入後の展開が想像できてしまう家がある。

それは、抑止ではなく
シナリオ提示になってしまっています。


防犯カメラがあるのに狙われる家の共通点

実際に狙われやすいのは、次のような家です。

  • カメラが「ここだけ」に付いている

  • カメラ以外の反応がない

  • 夜、家の中が異様に静か

  • 生活のリズムが一定

  • 侵入後に何が起きるか想像できる

こうした家は、
読めてしまう家です。

侵入犯にとって一番ありがたいのは、
想定外が起きないこと。

防犯カメラだけが目立つ家は、
むしろ「整理された状況」を与えてしまうことがあります。


本当に嫌がられるのは「読めない家」

前回の記事でも触れましたが、
侵入犯が避けるのは、こういう家です。

  • 反応が一定でない

  • 音や気配にムラがある

  • 人が関わってくる余地がある

  • 侵入前に違和感が生じる

ここでは、防犯カメラは主役ではありません。

カメラはあくまで
防犯の一部、補助線でしかない。


見えている防犯ほど、読まれやすい

防犯カメラは「見える防犯」です。
見えるということは、
理解されやすいということでもあります。

  • 何が起きるか

  • どこまで記録されるか

  • どこが限界か

それが分かってしまえば、
侵入犯は判断できます。

行けるか、行けないか。

防犯とは、
この判断自体をさせないことでした。


防犯とは「安心させること」ではない

防犯カメラは、
住む側を安心させてくれます。

ですが、防犯の本質は
住む人の安心ではなく、
侵入者の判断を狂わせること
です。

  • 判断がつかない

  • 段取りが組めない

  • 想定外が起きそう

そう感じた瞬間、
侵入は選択肢から外れます。


防犯カメラがあるのに狙われる家とは

それは、
防犯カメラに頼りすぎている家ではありません。

防犯カメラだけで、
防犯が完結していると思っている家
です。

防犯とは、設備の数ではなく、状態です。
犯罪者の選択肢から、
自然と外れていく状態を保つこと。

SEIHOが考える防犯は、
そんな静かで強い防犯です。

最後までお読みいただきありがとうございます。

画像