以前にご紹介した勝手口スライド窓の防犯続編

犯行の内容

※写真はイメージです

勝手口などで使われる、ガラス窓部分が上下にスライドし網戸になるタイプのドア。

換気のためドアの内鍵をかけたまま網戸状態にすることができる。網戸を破り、ドアの鍵を解錠する手口です。。

やはりこの犯行は全国的に拡大しており、警戒が必要です。

スライド窓 ロック機構の種類を知る

この勝手口のタイプは一般的に「採風機構」や「通風機構」と呼ばれています。勝手口ドアを製造販売するメーカーのカタログを確認すると、スライド窓のロック機構には3種類のパターンがあることがわかりました(弊社調べ)

①全閉時にロックする機構

全閉時のみスライド窓の上下ができないようにロックする機構がある。これは防犯上、2か所にロックが配置されていることが多い。

②上下35mm スライド窓を開けてロックできる機構(全閉時もロック)

これは上下35㎜ 開なので手も入らずさらにドア内鍵まで距離があるため、この状態で泥棒は簡単には鍵を開錠できないと推測。

③任意の位置でロックできる機構(全閉時もロック)

スライド窓を好きな位置でロックできる機構。この場合は手が入るか否かが問題になります。

②の35mm 開でロックできる勝手口が防犯上、良い様に感じますが、やはり外出時は全閉しロックが基本です。どの種類の勝手口もスライド窓のガラスを破ると同じことになります。

では在宅時は・・・

在宅時はスライド窓の採風機能を活用して快適に過ごしたいですね。でもリビングから勝手口は遠い場所にあるので心配。泥棒は在宅時も狙っています。「居空き」と呼ばれ、万が一泥棒と鉢合わせすると居直り強盗(刃物を突き付けるなど)となり危険な状態となる可能性があります。

「ライフディフェンス・エア」で対策したお客様事例

「ライフディフェンス・エア」には在宅警備機能があることは前回のブログでご説明しました。

今回のお客様の活用方法は、在宅警備機能を使用せず警備解除状態で対策されています。その対策とは・・・

「チャイム機能」を活用した対策です。

勝手口に設置した窓センサーは登録時にチャイム設定ONにして登録しています。警備解除中でも勝手口の扉が開くと「ピンポーン♪」とチャイムがなるのです。

万が一、リビングでTVを見ているときに泥棒が勝手口から侵入しようとしてもチャイムが鳴るのですぐに勝手口が開いたことがわかるのです。

お客様宅は高齢のおばあちゃんがいるので操作はかんたんが一番。外出警備と警備解除の操作だけで使用できます。

洗濯物を外に干しに行くときに勝手口を使っているそうですが、その時も「ピンポーン♪」となるのは動作確認にもなっているそうです。